イラク小児ガン治療の現状
JIM-NETの招きにより来日されたバクダッド中央子ども教育病院の医師、イブラヒム・ナシール先生を迎え、講演会が開かれた。今回の来日は、イラクで急増している小児ガン、その中でも特に多発する白血病の子どもたちを救うために、イラク国内に臍帯血バンク設立をめざす準備として、日本の学術的および一般市民からの支援を訴えることを目的としている。会場には、さまざまな分野の専門家・市民50余名が集まり、熱心に聞き入った。防犯カメラ・監視カメラ  はじめに、JIM-NETの医療コーディネーター・井下俊医師から、イラクに臍帯血バンクを設立するためには、イラクで小児がん治療の中心的役割を担うイブラヒム先生がキーパーソンであると紹介があった。医師 募集、医師 求人、医師 転職  つづいてJIM-NETの活動目的、現在までのイラクでのJIM-NETの活動について説明する。JIM-NETの活動目的は、小児がん患者の生存期間延長、小児がん患者のQOL(quality of life 生活の質)の向上、イラクの小児がん患者(戦争被害者)の声をとどけると同時に、根本的にこのような子どもたちを増やさないために、争いの愚かさを訴え続けていくことも重要であると話した。データ復旧  さらに井下医師からは、病気の子どもたちの様子がスライドで紹介される。顔のあちこちに腫瘍ができ、もとの顔立ちさえ分からなくなってしまっている子どもたちの写真。その痛々しさに思わず目を背けてしまいたくなるが、井下医師によると、このような状態の子どもたちはバスラには数えきれないほどおり、そのあまりの数の多さにパニック状態にさえなっているとのことである。 井下医師のお話につづき、いよいよイブラヒム先生のプレゼンテーションが始まった。  粗大ゴミ・粗大ごみ・不用品回収イブラヒム先生はまず、ここで話をする機会を与えてくださったことを、JIM-NETやご来場の皆様に感謝します、と一言。  現在、イラクでは小児ガン患者が増加し、イブラヒム先生の病院での小児急性リンパ性白血病の3年の生存率は45%以下(西欧諸国では80%)という低い結果になっており、その原因として、下記のようなことが挙げられるとした。